落とした「。」の拾い方

「。」を探す日々

???

私数日前に

 

動物園レポの記事をかいたぞ~と思って

満足していたのですが

 

どうやら幻だったみたいですね(?)

 

疲れてるのかな。

 

そういうこともありますよ

生きてれば色々あるんです

 

生きてれば色々あるっていうけど

色々も、もう疲れてしまうし

いいこともわるいこともあるのが人生なんていうけど

私は悪いことは嫌だし、

世論が言うような普通ってものを

望んでいないので

要するに早く海に囲まれたいってわけですよ。

 

苦労が美徳?そんなのよくわからないです

誰だって苦労したくないじゃないですか

苦労するの好きなんです~なんて

とんだ変人だと思ってしまいます。

 

ところで先日、興味深い事を耳にしました。

 

人間25歳頃を過ぎると、

性格を変えるのが難しいそうです。

 

自分ってなんなのか、

中学時代にぶち当たる自我の目覚め、

第二反抗期、そこで自分は特別なんだと

黒歴史メーカー」に誰もがなるわけですが、

誰もがなる時点で特別なんてものはなくて

でもそんなこと気付かなくて、

いつのまにか量産型になり大人になるわけです。

(私は先取りして小学生の時から小説を描き、オリキャラを作り、ダレン・シャンに憧れ血の契約をやっていたという素敵な思い出があるのでみなさんも安心してくださいね。)

 


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みなさん山月記はご存知でしょうか?

ふわっと話すと

李徴というお役人さんが詩人を目指しましたが

芽が出ず、質の良くない生活に耐えられず

もう一度役人になるけれどかつて見下していた

人たちが出世していく姿に自尊心がボロボロになり

自身の我の強さと「臆病な自尊心」から、

虎になってしまうというお話です。


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李徴の気持ち、痛いほどわかります。

大人になってから

気づけた人はラッキーです。

誰だって李徴に成りうる、

心の名に虎がいることを忘れてはいないでしょうか?

漢文の読み取り問題で出てきそうな内容ですが

私は大人になって山月記を読み返した時に

はっとさせられました。

心の中に虎を飼っていることを知らされた中学時代、

そのことをすっかり忘れていました。

半分ほど虎になっていたかもしれません。

 

李徴は作中、

「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」が自分を虎にしたと言っています。

 

色んな解釈があると思いますが

私は自分が虎にならないよう

自分でもう一度噛み砕く必要がありますね。

あの頃とは違う解釈ができるかもしれません。

学生時代に戻ったつもりで

ちょっとお付き合い下さい。

 

臆病な自尊心とは

プライド、誇り、等の自尊心

それに臆病ながつくことで

高いプライドを持ちながらも

それらを否定されること、

傷つけられることを恐れてしまっていることだと

考えました。

 

ん~~~~~~~!!!!!!!

これに関してはぐうの音もでない。

李徴さん、わかりみが深いです。

あなたはとても賢い。的確な表現。よいしょします。

私割と自信家なので根拠の無い自信があるんです。

ただそれを他人に指摘されるのはこわいとても。

アドバイスすら怖いんですよ。

だから私は臆病な自尊心があるんですね。なるほど。

 

尊大な羞恥心とは

言葉だけみると尊大、偉そうな態度をとることと

羞恥心って反対言葉にみえますね。

うーん難しい。

きっと教科書やさんは

偉そうに見せることで自身の羞恥心を隠す

といったかんじの解釈でしょうか。

作中李徴は、

尊大な態度をとることで

他人との交流をさけていました。

んーーーーこれに関しては

私はいつもへらへらしているので

偉そうな態度はとりません

というかとれません…ので

全てわかりみ~~とはいきませんが

たしかに恥ずかしい気持ちって

人に見せたくないですよね。

私は苦しいことも悲しいことも恥ずかしさも

明るく振る舞うことでひた隠しにするので

私はへらへらの羞恥心ですね。

なんかかっこわる。いい言い方ないですかこれ。

 

ここまで読んでいただいたみなさん

「ほ。んは虎なのでは?」とお考えですね?

 

わたしが李徴と違う点をお話しましょう。

 

李徴はこの2つの気持ちに加えて、

猛獣になってしまった理由を述べています。

それは「人間らしさ」を失ってしまったからです。

 

人間らしさってなんでしょうか?

火を使えることも

お寿司を食べられることも

ハンバーグを食べられることも

人間らしさですね。素敵です。

しかしここでいう人間らしさは

「他者への思いやり」だと思います。

 

李徴は妻子に対しても思いやりを持つことができませんでした。

極めて自己中心的、我が強いんです。

そんな人間らしさを失ってしまった彼は

内面が滲み出て、獰猛な虎になってしまったんですね。

 

幸い私は、自分より他人、

自分に厳しく人には優しくがモットー。

虎とはほど遠い性格なんです。

 

自分の気持ちを殺しても

人に優しく、うんうん、私らしい。

 

これでいいんです。だってこれが私なんだから。

 

よかった、わたしはまだ虎じゃないみたいです。

長めの独り言に

お付き合いいただきありがとうございました。

 

最初の話に戻りましょう。

性格が変えづらくなる話。

 

20代半ばにもなると、自身の経験や自信から

他者の意見を聞けなくなる、

自分では自我、意志を確立したつもりでも

実際は殻に籠ってしまっていることに

気づかないのでは無いでしょうか。

頑固な人っていますよね。

いいんです、自我の強さも大事です。

でもそこに寛容さも兼ね揃えたら、

もっと素敵ですね!

 

性格って、第三者からの印象も強いと思うんです。

自らを客観視して

1歩引いたところから見つめ直す、

そんな時間を過ごすことができる人は

殻にこもることなく

どんどんアップデートできる人生を

送っていけるのでははないでしょうか。

 

自分の中の「虎」とも付き合っていきましょう♪

虎を消す必要はないんです。

猫やうさぎに変える必要もないんです。

虎だってねこみたいにかわいいしかっこいいんです。

そして誰にだって負の感情はあるんです。

ない人はこわいです。

それこそ人間的でないです。

仏にでもなってください。

そうじゃないみなさんは

猛獣使いになりましょう!!!!

 

心のコントロールって

本当に難しいです。

ましてや心療内科に通う私が

一番頑張れよって話なんですが、

自分の考えを持ちつつ

他の人も受け入れられる、

そんな人になれたらいいなと思う夜でした。

 

 

さて、海がみたいので

わっせわっせと計画を立てましょう!

目指すは南、憧れの地!

そして寝ましよう!

睡眠は万病に効く薬なので

とにかく寝るのが大事です!

薬でものんで寝ましょう!!

明日は仕事にいけるかな~~~~(鬱)

 

それでは、おやすみなさい。